ニューヨークの365日

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カテゴリ:Art( 37 )


2012年 05月 05日

テルミン&ファイヤー

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※黒魔術の儀式ではないのでご安心下さい。

もうひとつNYのアート&むーじっくネタを。
ブルックリンにあるCabinetというアートスペースで行われた
オーストリア人のテルミン奏者Dorit Chryslerと、英国人アーティストAura Satzのパフォーマンス。

テルミン音楽に呼応して、炎がイコライザみたいに強弱をつけて動く。
独特な電子音とそれに合わせて踊る炎を見てると、彼女がまるで魔女のように見えてきて
その場全体がメディテーション状態になっていた。
ライブの後、Doritさん自身も火を操れる悪魔になったような気分だったと言ってました。

後方に見える、お腹だけ出てる赤いドレスを着た妊婦さんは、
彼女が手前の棒を握って、Auraさんがお腹をピアノみたいに触ったり、遠くに離したりする動きに
あわせて電子的な音が発生するという芸。

大人にとってはお世辞にも聞き心地のいい音ではないので
お腹の赤ちゃんが少し心配になっちゃったけど、お母さんが楽しんでれば大丈夫か。

お腹に赤ちゃんと言えば・・・



デンマークのDJ TrentemøllerのYoutubeにDoritさんが出演しています。
なんとこの時、妊娠7カ月だったそうで、テルミンがうまいことお腹を隠してくれてたとのこと。
どんなミュージックな子供になるのか楽しみです。


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by rarara-121 | 2012-05-05 03:12 | Art
2011年 03月 06日

アーモリー・ショー ~ジャウマ・プレンサ

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格段に際立っていた、スペインのアーティストJaume Plensaのマーブルの彫刻。
ほんっと毎回思うけど、被写体がそのままで美しい時って、写真撮っててもなんか違う。

毎年3月に、NY最大のアート展示即売会アーモリーショーがあったのだけど毎回行きそびれてました。
アメリカはもちろんヨーロッパや世界中からの現代アートを取り扱うギャラリーが一堂に集まるイベント。
今年は行こうかなぁと思ってた矢先、最近知り合ったアーティストから連絡があって一緒に行くことに。

チケット売り場の女性が、ちょうど友達の知り合いだったそうで
挨拶に行ったら、あら~久しぶり~と話しながらチケットを2枚渡してくれた。
本人はチケットをもらえるとは全然思ってなかったようでビックリしてたけど、ともかくラッキー☆
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会場はThe Park Avenue Armory。(前回の記事 >>)
重厚な感じがゴージャス感を演出してるわね~~。

いろいろありましたが、一番印象的だったのは、
1955年生まれのバルセロナのアーティスト、ジャウマ・プレンサのスカルプチャー。
一瞬、疲れ目かな?と思うような、長体がかった顔なんだけども、見れば見るほど精巧で暖かみを感じる彫刻。白い半透明の大理石で作られてて、すべすべで思わず触りたくなるけどガマン!

下の、ステンレス文字人間も彼の作品「Endless III」
アルファべット、ヘブライ文字、ひらがな、漢字、 サンスクリット文字、ロシア文字などでできている。

数年前からいろんな国で発表されていて、中でもこの南フランスでの巨大作品はめっちゃ幻想的!青い空と海を見つめるアルファベット人間・・・。

いろんな想いを胸に抱えきれなくなって、文字人間になっちゃったのかなぁ。
なんか、耳なし芳一を思い出すとコワいけど。。

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私たちが行ったのは土曜日の午後からだったのですが、夜にかけてお客さんも激減。
聞いた話では、3月はまた同じNYで別の大規模なアートフェアがあるそうで
そっちにギャラリーが動いてしまったとか。景気の問題とか・・・。
わりと落ち着いて見ることができました。

新しいアーティストの他にももちろん、往年の大スターの作品も・・・

続きのアートを見る >>
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by rarara-121 | 2011-03-06 06:41 | Art
2011年 03月 05日

アーモリー・ショー "In shaa- Allaah."

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In shaa- Allaah.(イン シャ アッラー)とは、
アラビア語で「神の御心のままに」とか「神の思し召しならば」言う意味だそう。
例えば、また明日会おうね~という挨拶も「OK! インシャアラー」と返ってくるらしい。

つまり、今は無事に会えていても、明日のことは神のみぞ知るから、来れるかどうか分らないということ。
事故に遭うかもしれない、地下鉄が動かないかもしれない、飼い猫が突然家出してしまうかもしれない、
出掛けようとしたら大家さんに呼び止められるかもしれないetc...
すべてが人間の思い通りに進むわけではないということ。

何度か説明されてやっと分ったのだけど、つまり約束しないってことだよね?!
すごい文化だな。。

.
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by rarara-121 | 2011-03-05 01:26 | Art
2011年 01月 27日

きょうのスノーマン ~アートな結晶

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ヌーヨークはまた大雪ですよぉ。
ほんと今年はよく降りますな~。おちおち仕事もしてらんないです。
でもしなきゃいけないので根詰めてたら頭から煙が出てきて、気分転換に近所の公園まで散歩。
雪をギシギシ言わせながら歩いていると、すんばらしい雪の彫刻がっ!!
一体、誰が作ったのか?!

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頭を抱える男性とその横で無邪気にボールで遊ぶワンちゃん。
このワンちゃんは、今にもシッポを振りだしそうなくらいリアル。

頭をかかえる男性も一体、どうやって作ったのか??
一旦、大きな雪だるまを作ってそこから削っていったのかなぁ。
ほんっとに良くできてる。。。

かなりの時間を要したと見られます。



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こんなアーティステッィクなスノーマンに出会えて、何だかとっても幸せ気分☆
ええもん見させてもらったわ~。道行く人たちも皆、褒めていました。
制作者へ、You made my day!! Thanx!


【追記】
山里さんからのコメントが、まさに私が感じたことを上手く表現されていて、1時間以上もこのスノーマンの前で写真を撮っていた理由が分りました。
ただ創りたい、創らずにはいられない!というピュアさの結晶だったから、すごく魅かれたのかもしれない。

クリエイティブな心の振動が、また誰かに伝わって幸せな気持ち(愛?)を運んでくれる。
アートってこういうものなんだね~。
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by rarara-121 | 2011-01-27 14:04 | Art
2010年 09月 10日

ナラサン曰く

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『やりたくないことをやって褒められるより、
やりたいことをやって、少しぐらいけなされた方がいい』

とは、アーティストの奈良美智さんのトークイベントでの名言。
“少しぐらい”ってところが正直でいいなと。笑

つづきを読む
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by rarara-121 | 2010-09-10 20:28 | Art
2010年 06月 26日

Rivane Neuenschwander 「I Wish Your Wish」

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“I wish to see peace in Afghanistan”
本当に見たいものです・・・。

過去に大英帝国も旧ソ連も支配に大失敗し、Graveyard of Empires(帝国の墓場)
とまで言わしめたアフガニスタンと10年近く闘っているアメリカ。何気に資金面を支えている日本。
アフガニスタンにある1兆ドル相当の鉱物資源に目がくらんで、このままいけば墓場に行くのは必須。
それでも、諦めずに祈ることが大事だと思います。


今回はそういう話ではなく、このリボンのアートのこと。
先週からNew Museumで展示している、ブラジルのアーティスト
f0009868_1555429.jpgリヴァーニ・ノイエンシュヴァンダー(Rivane Neuenschwander)の作品「I Wish Your Wish」。
壁一面にカラフルなリボンが吊るされていて、その一つずつに願いが書かれている。
ビジターは気に入ったリボンを取ることができ、その代わりに自分の願いを紙に書いていくというもの。
このNYで書かれた願いは次にどこの美術館で展示されるのでしょうかねー。
(実際に着けている人に撮らせて頂きました→)

ロックスターになりたい、家が欲しい、宝くじに当たりますようにとか
好きな人と結婚できますようにといった、非常に何というか分かりやすい欲望から
差別がなくなりますように、自分が一体何を欲しているのかを知りたい、神様の平安を祈るなど
人の願いは様々で、読んでるだけでも面白かったです。

このアートは、ブラジル北東部のバイーアにある「奇跡の教会」と呼ばれる
ボンフィン教会(Igreja do Bomfim)の有名なお守りリボン「フィタ」からアイデアを得たそう。
この教会では昔から、このフィタを手首や足首に3回結びながらお祈りをすると
リボンが自然に切れたとき、願い事が叶うと伝えられており、
それが例の今盛り上がってるサッカー選手がやってるミサンガになったとか。
※ちなみに、フィタには個人の願い事ではなく、ポルトガル語で
「バイーアの良き結末の主の記念」という言葉が書かれている。

あ!そういえば、前にブラジルに行った鉄人からもらったね。
長く着けてたらグルグルになっちゃって、外してしまったよ。ゴメン!


f0009868_14575481.jpgその他にも、2フロアー使って彼女の作品が展示されていて
現代アートにありがちな、えっ!?それどうなの?的な作品もありましたが、
ロマン・ポランスキーの映画に影響されて作ったという
シャボン玉がひたすら無人の家を徘徊する映像はよかったです。
ミュージシャンとコラボした作品で、シャボン玉のサスペンス劇場といったカンジでした。笑

このリボンの作品だけは、ミュージアムのロビーに展示されていますので
無料で見ることが可能です。

展示は9月19日まで。






ブラジルといえば、バケツどころじゃない洪水で避難する人々のためにもお祈を。。
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by rarara-121 | 2010-06-26 23:57 | Art
2009年 04月 29日

縫いぐるみのカート

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DeichのLIC分館にて。

チベットといえば、33年もの間、身柄を拘束され拷問を受けたチベット僧の
パルデン・ギャツォさんの過酷な半生を追ったドキュメンタリー映画を観てきました。
楽 真琴さんという日本人女性が勇敢にもチベットで撮影し監督をした作品。

チベットにかかわらず世界では、こうして私がアイスクリームを食べている今だって
生命の危機を味わってる人がいる。
デモに参加していても、心中複雑な想いがしていました。

でも考えているだけではなく、楽さんのように行動を起こすことで、そういった思いも少しは和らいでいく。
もちろん行動といっても、勇敢に戦場へ向かうだけが行動ではなく、
まずは知ること、祈ること、深く想えば想うほど暗澹たる思いにとらわれてしまいがちだが、
自分の今ある身分で何ができるのか

せめて、遠く離れた人々を純粋に思いやり、行動に出ている楽さんのような方々を
草葉の陰から応援し続けていきたい。

パルデン・ギャツォさんと楽さんの純粋な人間愛がこもった作品は、
そういった心中複雑な想いを和らげてもらえたような気がします。
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by rarara-121 | 2009-04-29 08:58 | Art
2009年 03月 07日

裸の大将 バネッサ・ビークロフト

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昨日の帰り道。
駅を降りて家に帰ろうとすると、なんとなく人が多いことに気がついた。
さらにおかしいことに、1ブロック歩いても人が同じ方向に歩いて行くでないの?!
普段なら、ここから先はほとんど誰も歩かない、落ち葉や古新聞が寂しく舞う倉庫街。

気になって、みんなに着いて行ってみると
家から目と鼻の先に、いつの間にやらギャラリーができていた。
しかも、SOHOにあるDeitch Projects(過去記事)のブランチでないの?!知らなかった〜。
流石は今をときめく超大物キュレーターのダイチさん、Eところに目をつけましたね。笑

早速、中に入って人垣をかき分けて展示の作品を見ると・・・
白塗りになった30人近い全裸の女性が、隠すわけでもなく床にじっと仰向けに寝ていて
よく見ると、何体かのブロンズ像も紛れていた。

ビジュアル的にはセンセーショナルだったけど、まぁ、それだけだった。

バネッサ・ビークロフト女史の64回目のパフォーマンス(VB64)は
NYでは初のパフォーマンスでした。

この方の作品は、いつも全裸の女性をアートとして表現するのが特徴で
何と言うか、トイレや人形を未だにモチーフにするアート並みのマンネリ感が否めませんが、
(でも、たくさんの裸の女性がデリの前で寝ている写真はかなり面白い)
ここまで続けていると、「よっ!待ってました!」的な十八番アートになるんですね。

日本で裸と言えば、大将だけど
NYで裸と言えば、私よ!ってなところでしょうか。


↓※すごいクールな音楽流れるので注意! (とくにsoundtrack 2)
Deitch Studios
4-40 44th Drive
Long Island City, NY 11101
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by rarara-121 | 2009-03-07 12:05 | Art
2008年 12月 17日

Bergdorf Goodmanの職人芸 '08 (乙)

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もしやこの鳩は、去年の使い回しか?
毎年見ていると、サックスなどの他のデパートに比べ
代り映えがしない気もしますが、ライティングも含め
やっぱここの職人芸を見るのは好きだなぁ。
ショッピングできればもっと楽しいのに・・・。


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違う国に居る皆さまも、フィフスの人混みが苦手な皆さまも
一緒に楽しんでもらえたら幸いです。

【関連】Fu***'n Holiday
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by rarara-121 | 2008-12-17 01:56 | Art
2008年 12月 16日

Bergdorf Goodmanの職人芸 '08 (甲)

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全てはこのショーウィンドウの中の物語。

泣く子も黙るバーグドルフ グッドマンのショーウィンドウ・ディスプレイ。
今年も超一流の意地を見せてくれました。
完璧主義ってこういうことね~。

【参考】2006年の職人技

Bergdorf Goodman
754 5th Ave. New York, NY 10019 (at 58th St)
http://bergdorfgoodman.com

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by rarara-121 | 2008-12-16 14:11 | Art