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ニューヨークの365日

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2012年 06月 29日

インドのグラフィティ

インドのグラフィティ_f0009868_2382618.jpg
茄子のグラフィティがなんとも和みますなぁ。

ある程度国を回ってると、大体の先進国は似たかよったかでも、
インドはエクストリームに何かが違う。

でもエクストリームさで言えば、国民全員がじゃないですけど
日本は親切丁寧で過剰なまでのサービスが特徴だし、
アメリカ(というかNY)はガサツでテキトーで横柄な対応が特徴。
インドはまた別のベクトルで、周囲をぜんっぜん気にしないのが特徴。
あまり西洋文明に侵されてないというか、インドはインドみたいな。。
いや、英語とかクリケットは大英帝国がもたらしたものだけど、
当時、ビートルズがやってきて旋風が巻き起こったりしたのかなぁ。。
長年たくさんの西洋人がやってきてるわりに、アングロ・サクソン風になっているインド人は少ない気がする。。
上手く言えないですけど、とにかく別世界。次元すら違うんじゃないかと。。。(時間の感覚が無いという意味で)

でも最近のボリウッドムービーを見てるとかなり西洋化されてて、
日本のトレンディードラマみたいに、現代の都会派インド人が憧れる生活が分かって面白い。

以前、友達から興味深いインドのTVCMの記事を教えてもらいました。記事内の動画を見ると、
彼と一緒にコーヒー飲みながらも、沈んだ様子の彼女。
何を思い悩んでるのかといえば、女性の大事な部分が黒いor茶色いこと。。(コーヒー色のように?)
でも!このクリームを塗れば白くブリーチされてハッピーエンド♪♪ぱぁ~~みたいな内容。
そ、そんなところまで美白ですか?!
最初、冗談かと思ったんだけど本物のTVCMみたいで、
やはり経済が豊かになるにつれ、自然な姿でいられなくなってくるのは万国共通なのか。うーむ。。
(ちなみに送ってくれた元の人は、女性の人権問題について活動している)

ってか、アンタそんなインドインド言ってるなら住めば?!って話なんですが、
でも今朝、あらためてそれは難しいと気付きました。。

昨日、大家さんから9:30-11amの間に断水すると連絡があった。
そして今朝5時に、ものすごい雷雨で私もルームーメートも目を覚まし、
2人して慌てて水を貯めて冷やし、氷を作り、チェリーを洗いだめ、シャワーに入り・・・
後になって、そのジタバタぶりにお互い爆笑!

たかだか2時間くらいのことなのに、(実際は1時間でしたが・・・汗)
こんなんで騒いでてたら、印度生活は到底無理だわ。。
修業が足らないわね~。

# by rarara-121 | 2012-06-29 02:12 | インド
2012年 06月 28日

巡礼 ギリプラダクシナ 3

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なるほど、頭に荷物をのせちゃえば片手が空くんだな。

巡礼 ギリプラダクシナ 3_f0009868_10304315.jpg
昨日、インドから帰ってきたばかりの友達から
クリシュナTシャツをお土産で頂いて、心底よろこんでる自分に驚き。
趣味って変わるもんだね~~。笑

今年春にNYにオープンした大戸屋で、インド話で盛り上がっていたわけですが、
ダラムサラには一軒日本食レストランがあったそうで、その時体調を崩していた友達は
うどんを食べに行ったら、うどんがパスタのフィットチーネだったそうです。。(標高高いから仕方ないよね~涙)
大戸屋は香港などにもあるそうですが、インドにもぜひオープンして頂けると幸いです。

話をインド旅に戻して。
ギリプラダクシナも後半に入ると、のどかな風景から一変して、交通量の多い都会に。

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本気でゴミゴミしてるところは、自分自身の心と
人同士の距離に余裕がなくて撮れませんでしたが、
とにかく砂埃と車の排気ガスで空気悪いし、人多いし、日差し暑いし、
足の裏めっちゃ痛いし(サンダル履けばいいのにやせ我慢)、時折、意識が遠のいていました。

途中、ゴミの中で休んでる牛や、壁のポスターをむしゃむしゃ食べてる牛がいて、
ちょっとなに?神様なのに、その扱い?!
交差点の真ん中で犬や人が昼寝してるし、街は完全にカオス。
そんな中にある、ひんやりした石造りのお寺はまさにオアシス。
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ティルヴァンナマライの中心にあり、インドでも最大級のシヴァの寺アルナチャレシュワラ寺院
通称ビッグ・テンプルの周囲はさすがに賑やかで、カオス度マックス!

ビッグ・テンプル内は撮影禁止だし、出入り口のチェックも結構厳しい。
私はサンダルをカバンの中に入れていて、最初の入り口ではそれで通過できたんだけど
寺の中を見て一旦外に出て、違う入口から入ろうとした時に、靴がカバンの中でもダメだと言われた。
スジャータ夫妻も抗議してくれたけど、かたくなに拒否。。

敬虔なヒンドゥーカップルに申し訳なかったので、
「大丈夫、ここからは一人でも歩けるから2人はお寺に入って」と伝えたのだけど、
夫婦はまた首を振って、(どっち?)
「いいよ、一回中に入れたから。外から回ってみよう」と言ってくれた。
ってか、靴を持たずに本気で裸足で出てきてることに驚き。。

お寺の周囲には必ず花屋さんがあって、カラフルな花輪が売られている。
人々はお供えとして買ったり、女性は髪におしゃれで付けたりしていたので
私はジャスミンの花飾りを2つ買って、スジャータさんとおそろいで付けて歩いた。

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ビッグ・テンプルを出ると、ほぼギリプラダクシナも終りに近づいてくる。

インドの1月は冬といっても、耳当てをしている地元のインド人がいても、
昼間は私たちにとって立派な炎天下。。。
足の裏の痛みも、身体の疲れも限界超え。。

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やっと見覚えのある風景に戻ってきた。
ラマナアシュラムの門に着いたのは朝11時過ぎてたと思う。

朝4:30から半日歩き通しだったし、夫妻には本当にお世話になったのでお礼がしたくて、
ランチでも食べ行こう!と誘うと、また首を振っていて、なぜかNoなのは分かった。
じゃ、じゃあチャイ。チャイならいいでしょ?!としつこく誘うも、
首を振りながら「気にしないで。私たちはこれから次のアシュラムに向かわなきゃならないから」と。。
筋金入りのヒンドゥーなんだな。。仕方が無いので、お礼を言ってお別れをすると
2人はまた炎天下のもと次の場所へ歩いて行きました。
インド人は鍛え方が違う。。。

私はとにかくヘロヘロですごい変な歩き方になっていたし、
帰って鏡を見ると、おでこのところが赤やら黄色やら白やらになっていた。
すれ違いざまにアシュラムの人が微笑んでいた理由が分かった気がしました。。


ギリプラダクシナ終わり

# by rarara-121 | 2012-06-28 11:33 | インド
2012年 06月 26日

Kumareeee!!



少し前の記事に、NYでサットグルに出会ったかもしれないと書いたのですが、
今日はそのグル 「Sri Kumaré(クマレ)」 についてご紹介します。
ディーパック・チョプラ氏も絶賛するすごいグル!笑
NYではIFCアシュラムで会えます。

>>

# by rarara-121 | 2012-06-26 11:55 | Love & Peace
2012年 06月 23日

Escape from the city

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光の雫が新緑にこぼれてた。

灼熱地獄も終わって爽やかな週末。
ちょっとアート見に田舎行こうぜ!ってことで、マンハッタンから北上すること2時間、
Bard Collegeというアートスクールでの作品展に行ってきました。
館内は撮影禁止だったので、大学敷地内の自然をどーぞお楽しみください。

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カレッジって言うか・・・パレスだよね?!と友達。。
真ん中で足湯に浸かってるし・・・
遠くに見える水辺はハドソンリバー。

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# by rarara-121 | 2012-06-23 03:45 | Love & Peace
2012年 06月 14日

巡礼 ギリプラダクシナ 2

巡礼 ギリプラダクシナ 2_f0009868_1312181.jpg
砂漠気候独特の、朝晩が寒く、太陽が上がると同時にジリっと暑くなって乾燥してくる。

だんだん言葉数も減ってきて、黙々と朝日の中を歩いた。
インド人夫妻は前日に、オートリキシャでこのアウターパスを回って予習済み。
ガイドさんから説明を受けたそうで、いろいろ詳しかった。(この人についてきてよかった~)

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巡礼 ギリプラダクシナ 2_f0009868_13213970.jpg
ここはヒンドゥーのお寺の中でも地味なところ。

もうこれで何カ所目の参拝だろう・・・。
インドにお母さんが移住してしまった友達曰く、「スピリチャル・ディズニーランドだと思えばいいわよ」
って言ってたけどまさにその通りで、ヒンドゥー神自体がマンガのキャラみたいだし、(インド神様図鑑
どの寺院もすごいビビットでカラフル。電飾でピカピカ光ってたりね~。
ミッキマーウスミッキマーウスミッキミッキマウース♪って流れてもおかしくないです。(バチあたりたいのか?by.God)

参拝方法は、(靴脱いで)お寺に入ると真ん中に祠やリンガムがあるので、
まずはそれを見ながら合掌して暫くその状態をキープ。
その次に、お盆があるのでそこにお賽銭を置きます。
だいたい2~4ルピー(もちろん多くてもOK)で、細かい硬貨が無くなってきたら
10ルピーなどの紙幣を置いて、そのお盆からお釣りを頂きます。
そのお盆の上に、灰(ヴィブティ)と赤い粉が乗っているので、サードアイの部分にピッと付けます。
僧侶のいる寺院では、僧侶がつけてくれます。
もしも、僧侶から灰を頂く場合は、左手のひらに右手のひらを乗せて(ちょーだいポーズ)
そこに灰を落としてもらい、左手で灰を眉間に付ける。

各寺院によって、この灰と赤い粉(時々、黄色いターメリックも)のつけ方も若干違ってて
この巡礼が終わるころには、見慣れない顔になっていて、えせインド人の出来上がり。

途中で珍しく人だかりができていました。

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巡礼 ギリプラダクシナ 2_f0009868_1431096.jpgおじさんたちがこぞって穴をくぐってはしゃいでいて、
この小さな穴に通ると、忘れてしまったけど何かご利益があるんだとか。
あれ?日本の東大寺にあるお釈迦様の鼻の穴と同じ?!

これが意外と狭いので、ビッグサンダーマウンテンほどではないにせよ、
ハマって出られなくなったらどうしよう!?的なスリル感が味わえます。。
「身体を縦にするのよ!」とスジャータさん→→

仏教はインドで発生したのは知ってはいたけど、
こういうアトラクションを体験するとさらに実感する。

あと、日本の七福神のうち3人はヒンドゥー教の神様が元ネタらしく、
現代人のGod(Wiki)によると、「インドのヒンドゥー教(大黒・毘沙門・弁才)、
中国の仏教(布袋)、道教(福禄寿・寿老人)、日本の土着信仰(恵比寿・大国主)が
入りまじって形成された、神仏習合からなる、日本的な信仰対象である。
室町時代末期頃から信仰されているといわれている。」

大黒天 = マハーカーラ
毘沙門天 = クベーラ
弁財天 = サラスヴァティー

ちなみに家の母親は、私が神様が~とか言い出すと「うわっ!オ○ムだ!」という、
完全に精神世界アレルギー体質なのですが、毎年お正月に
地元の催しみたいなので弁財天の役をやってるそうです。。寒いとか文句言いながら。

修行するぞっ!lol

つづく

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Bhagavan's Bridgeからの眺め
小さな橋があって、いつもここでラマナは座って休憩しつつ
アルナチャラ山を眺めていたそうです。
インド人夫婦はここで仲良く写真を撮っていました。なごむわ~。

# by rarara-121 | 2012-06-14 13:09 | インド