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ニューヨークの365日

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2006年 03月 24日

THE KOOKS UK産はやっぱり味が違うわよね〜節子さん

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イーストビレッジとロウワーイーストの境にあるHouston St.にて。
どちらの地区もバンドマンの生息地。壁にはへったくそなKISSの絵。
気の抜けるような、ユルいイラストがここの空気にハマっている。

そんな写真に続く言葉としてはどうかと思うケド・・・

私はUK POP&ROCKが好き

気に入ったCDは気がつけば9割方UKものだったし、
マイナー調のメロデーに弱いからなのか、アティテュードに魅かれているのか...
理由は分らないけどとにかく好き。

でも、街としてはニューヨークの方が断然いい。
ロンドンとニューヨーク。どっちも1回暮してみたけれど
新参者でも居心地が悪くないと感じるのはNYだったし、
日本で年に2〜3回くらいしかお目にかかれない面白い人が、
ニューヨークでは路上でも地下鉄でも毎日タダで見放題。

面白レベルで住む国を決める私もどうかしてるけど、音楽だけは断然UK。
なのに家の近所から聞こえてくるのは、Hip-Hopかラテン系・・・

でもって、夏のフェスは絶対に英国の方がいいメンツが揃う。日本の夏もイイっ!
おかげで、NYの夏は個人的に不作気味...。(もちろん他のジャンルは、それはそれは楽しい季節です)
私は毎年、口がおぼっちゃまくん状態になりながらネットや雑誌でフェスの記事を見ては嘆いていた。
もちろんアメリカの好きなバンドもいっぱいあるけど、UK産の比ではない・・・。

それに最近は歳をとったせいか、新し目のバンドを聴いても
どれも同じような音に聞こえてきてしまって、買う気までは起らなくなった。

これはもしや、ジャズとかブルース等そういった方面に行けるチャンス・・・?
ブラックコーヒーやわさびが食べられるようになる転機がやってきたのでは?!
(↑30過ぎた今も食べられない。人生を損しているような気がしてなりません...)
という甘い期待は、先日のVirginで即打ち破られたり。

“また買うのは昔の曲かなぁ”と半ば諦めムードで、あるCDを視聴していたら、
そのまま立ち尽くしアルバム全曲聴いてしまった。もちろん即買い!!
後で知ったことだけど、彼らはイギリスのブライトン出身の新しいバンド

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「THE KOOKS」

最近の新人の中でもズバ抜けていると思ったのは私だけじゃないハズ。
THE STROKESもしくは、MANDO DIAOを初めて聴いた時に似た、古くて新しい感覚。
一曲も短いし、短い間に失踪感溢れる青春ロックの中にレゲエやスカ調の裏打ちが入ってきたり
とにかくオリジナリティ溢れまくり。声もすっごくエエんですよ。
むず痒いくらいの青臭いメロディと歌詞に完全ノックア〜ウトです。
(だって今どき裏声で“ハートビート♪”は無いよね〜)

東京にはもう来たんだね。いいなぁ。やっぱ日本早いな。青田買いだな。

あと日本は今、Rolling Stonesが来てるみたいだけど、
NYでは今日から3日間、KINKSのRay Davisのライブがあります。
あわわ、KOOKS聴いてる場合じゃないんだな。


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by rarara-121 | 2006-03-24 13:44 | On the Road


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